震災とは別に、4月から息子が一人暮らしをする予定だった。
地震で散乱した部屋を片付けるのと同時進行で、引っ越しの荷造りも始めた。
被災はしたが、やること、やれることはいくらでもある。
引っ越しの準備を始めると、色々なものが出てくる。
もう着ない制服。小さくなった服や靴。
教科書や参考書。何度も読んで何度も笑った漫画本。
それらを紐で括っていたら、
ふと避難所の事を思った。
津波で家が流された後輩たちがいる。
制服や教科書は使って貰えないだろうか?
避難所には小さな子どももいた。
この服や靴は、着替えにならないだろうか?
避難所の小学校には図書館はあるが漫画本は無いだろう。
漫画本で笑うことは、心の元気にならないだろうか?
もう既に布団ひと組と使っていない毛布を避難所へ寄付していたが
避難所が欲しいものは、日々変わる。
もしかしたら、まだまだ役に立てそうなものがあるかも知れない。
そう思ったらじっとしていられず、片付けは一時中断。
家中を見て回り、しまい込んでいた家族の服を全部出した。
セーターやジャンパー、ジャージやトレーナー。
どうしまい込んでいたのか、Gパンは家族全員で14本あった。
大人用子ども用、男性または女性用、種類やサイズ別にわけてペーパーバッグに。
もちろん分類したものを書いた紙を貼った。
個人の持ち物だけでは1000人もの被災者全員に行き渡る服は無い。
けど、津波を被ったままの被災者が何人もいて困っていると聞く。
私に出来ること。
今はこんな事ぐらいしか思いつかないけど、
思いついたからには行動しなければ。
避難所から仕事に出ている方もいるという。
だから避難所は昼間はお年寄りが目立つのか。
着替えが間に合っていて今すぐには役に立たなくても、
避難所から、仮設住宅や賃貸アパートへ移るとき、少しでも役に立てればいいな。と思う。
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書籍化されたブログ「コンセントの穴」でここが紹介されていました。
初めてお越し頂いた方から勇気の湧いてくるコメントといい、
コンセントの穴で紹介された懐かしいエピソードといい、
感激の1日でした。
ありがとうございます。
ご心配をお掛けしているライフラインは、現在復旧しており、
おかげさまで温かく過ごさせて頂いています。
人間にとって、心にもカラダにも、
温かさって、とっても大切なんだなぁ。と改めて感じています。